お知らせ

憲法改正問題に取り組む全国アクションプログラム 憲法市民講座~今、あらためて平和憲法について考える~

政権与党である自民党、とりわけ内閣総理大臣を務めている同党総裁から国民に対して、憲法改正が具体的に提案されており、現在、特に憲法改正の動きが強まっています。

そのような中、そもそもなぜ今憲法改正が求められているのか、現在提起されている改正案とはどのようなものか、そのような改正が必要なのか、改正によって市民生活にはどのような影響があるのかなど改憲の本質について、未だに市民の間に議論が高まっていると言える状況ではなく、理解が進まないまま、政府主導で改憲に向けた議論が進められているように思われます。私たちが憲法や改憲の意味を理解しないまま政府主導で憲法改正が進むことは、立憲主義、民主主義の軽視ではないかと危惧されます。

そこで、今、あらためて平和憲法についての理解を深め、社会全体で議論する必要があると考え、様々な違憲訴訟に携わられると共に、「日本国憲法の理念を伝える伝道師」としてもご活躍される伊藤 真さんを講師としてお招きし、この度の企画を考えました。

北九州地域の市民の皆さまとともに、憲法の持つ意義、現在の憲法政治の危うさを感じ取り、今後の憲法のあり方を考える機会としたいと考えています。

ぜひふるってご参加ください。

日 時:令和4年12月16日(金)18:00~20:00(17時00分開場)

場 所:北九州弁護士会館5階大ホール(北九州市小倉北区金田1-4-2)・ZOOM併用(※)

 ※裁判所構内の駐車場はご利用いただけません。公共交通機関をご利用してお越し下さい。

参加費:無料

※オンライン参加は下記アドレスにアクセスしてください。

なお、ZOOMでの配信内容の撮影・録音はご遠慮願います。

https://us02web.zoom.us/j/81407050295?pwd=U2JBR3czZTVZSnQ5RDlEMHJ5S2R4Zz09

    【講師紹介】

伊藤 真 氏(伊藤塾塾長/弁護士/法学館法律事務所所長/法学館憲法研究所所長/日弁連憲法問題対策本部副本部長)
日本国憲法の理念を伝える伝道師として、講演・執筆活動を精力的に行う。専門書、一般書著書多数。現在は、選挙無効確認請求訴訟、安保法制違憲訴訟のほか、憲法53条違憲国家賠償請求訴訟、映画『宮本から君へ』助成金不交付処分取消判決、岡口基一裁判官弾劾裁判の弁護団に加わり、憲法価値の実現と立憲主義の回復のため日々積極的に取り組んでいる。