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パワハラってなあに?

 皆さん、職場内で同僚や上司から嫌がらせ、いじめを受けたことはありませんか?

 一般に、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や職場内の人間関係の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える行為等をパワーハラスメントといいます。パワーハラスメントは、「上司が部下を叱責することは仕事をしていく上で当然である」といった意識や、「部下と上司という上下関係が人格的な上下関係でもある」という考え方により発生するケースが多いようです。

 テレビ、新聞等では「パワハラ」と略して表現されているので、この言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

 パワハラは個人の人格権を侵害するもので違法な行為ですが、実務上、よく問題となるのは、ある行為がパワハラに当たるか否かです。

 この点、法律で「ここまでがパワハラで、ここからはパワハラではない」と定められているわけではないため、裁判においては、上司の行動が「適正な指導の範囲を超える違法な行為(パワハラ)」に該当するか否かが争われるのです。

 

 仕事に伴うストレスは日々蓄積していくものですが、まじめな人であるほど日々ストレスを感じながらも、これに耐えようとしますから、ふと気がついたら精神的な病気を発症するまでに至ったというケースも多数あります。上司による理不尽な叱責が1日だけでなく、日々、続くことにより、重篤な症状になる場合も十分考えられるのです。

 なお、そのような場合には、精神的な病気は仕事によって生じたものであるとして、労災の申請をして労災の認定がされることもあります。

 また、上司個人及び会社に対して損害の賠償を求めることができる場合もあります。

 

 上司から理不尽な叱責を受けた、社内でいじめを受けている、会社の対応に納得いかない、等本来あってはならないストレスにより日々苦しんでいる方や、それが原因で精神的につらく会社に出勤できなくなった等様々な悩みがあると思いますので、一人で悩まずに、是非、一度弁護士に相談されてはどうでしょうか。

 弁護士に相談することで、上司の対応が違法なパワハラにあたるものか否か、これにどのように対応すればよいのか、裁判や労災申請の手続等についてアドバイスを受けることができると思います。

 相談されたい方は、お近くの相談センターまでお電話にてご連絡ください。

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